さて、いよいよコンサート映像第三弾です。
今回は、この日の初演ために3年前にWDR(西部ドイツ放送協会)からオファーがあった和太鼓とオーケストラのための新作委嘱作品「和太鼓とオーケストラのための協奏的断章 鬼神」です!
まずは、その白熱の初演をご覧下さい!!


演奏後は物凄い盛り上がりようでした。「鬼神」のラスト3分のアンコールを含めて、なんとスタンディングオベーションの拍手と歓声が10分以上続き、2時間30分以上にもわたるコンサートは大盛況の内に幕を閉じました。

コンサート直後は、ホール裏のラウンジや指揮者室のロビー(指揮者室に大きなリビングがあるんです!)でレセプションがあり、コンサートの大成功を楽員やスタッフで祝杯を上げました。
レセプション
(右端が今回のプロデューサーでもあり事務局長のWinfried Fechner氏、左端には英哲さんの姿も)

このコンサートには、ドイツ在住の多くの日本人の方々もご来場頂いたのですが、和太鼓や津軽三味線、そしてオーケストラによる日本の響きにとても感動し涙したとの感想を頂きました。
また、犬夜叉ファンの子供達や大人(?)からも、実際に生で犬夜叉の音楽を聴けたことにとても感激して頂きました。

コンサートまでの道のりは、とても長く大変でしたが、何よりもコンサートの大成功で全てが報われた思いと、「現代の音楽のあり方」を本場ドイツでも実証できたことが大きな収穫でした。

最後に、この無謀な企画を推進してくれたFechner氏と、この3年間いろんな面でサポートしてくれた高橋知月子さんとオリバーさんに感謝の言葉を捧げたいと思います。