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海響 [2009/08/16 03:31up!]

ケルン出発へ秒読み状態に入りました!
今回、林英哲さんらの「鬼神」で和太鼓をふんだんに使用しますが、「民舞組曲」や「絃魂」「海響」もオーケストラの打楽器パートに若干邦楽器が編成されています。

締太鼓、馬子鈴、びんざさら、拍子木等々

今回、これらの楽器を持参するのですが、なんと「びんざさら」は既にオーケストラが持っていました!
いったいどんな曲に使用したんだろう??

管絃楽のための交響的印象 海響」には、締太鼓、鈴、そして木板を使用しています。
木板って?
これは、文字通り木の板を木槌で叩くんです。
いつもは、“まな板”なんかを使っています。
これが結構効果的なんですよ。
ドイツにまな板があるかどうか分からないので、一応持参します。

最近は、この曲の吹奏楽版もコンクールの自由曲に取り上げられることも多く、Gran Cassa(大太鼓)パートを和太鼓で演奏する団体も多く見られます。
「和」の感じを全面に出しているんですね。

この「海響」は、昨年アメリカ初演をし、続いてのヨーロッパ初演です。
千葉県銚子の委嘱で、当地の自然や民謡をモチーフにした作品ですが、銚子から全国へ、そしてアメリカへ、ヨーロッパへと広がって行くのは、作曲家にとってこれほどの歓びはありません。

コンサートの選曲をする際、この曲を演奏しようと言ってくれたFechner氏の脳裏にはどんな“海”が見えたのでしょう。
ドイツ北部のバルト海と銚子の海。
そこに共通点は少ないかもしれませんが、生命の源である海からインスピレーションを受けるのは、西洋人も東洋人も同じなのでしょうね。

ドビュッシーの「海」とは違う日本の海が、ドイツでどう響くか?!


「和田薫の世界 喚起の時」より「海響」


鬼神 [2009/08/14 07:23up!]

気が付けば2週間ぶりのブログになってしまいました!(大汗)
この間、地方へ打ち合わせに出たり、締切りがあったり、録音や収録…
ケルンに行く前にやっておかなければならないことが山ほどあり、
アッという間の2週間でした。

そうそう、台風や地震など天災も凄かったですね。
被害に遭われた方へ心からお見舞い申し上げます。

さて、先日再び林英哲さんの太鼓道場へリハーサルへ行ってきました。
道場は、某所山中にあるのですが、緑の森の中、太鼓の音が響き渡りました。
英哲さんとは、ここ数年続けて拙作を初演してもらっているので、お互いやり口が分かると言うか、こうして欲しいとか、こうくるな、というのが以心伝心出来るようで、とても充実したリハーサルが出来ました。

鬼神リハーサル
左から、上田秀一郎さん、林英哲さん、田代誠さん

今回の新作「鬼神」は、以前このブログでも書きましたが、
鬼=大地の神=太鼓」と「神=天上の神=オーケストラ」という構図からなり、
日本の音と西洋の音との対比と融合でもあります。
既に数多くのオーケストラとの協奏曲を初演している英哲さんですが、この「鬼神」も英哲さんの太鼓を想定し、彼を中心にオーケストラも配置しています。

鬼神スコア

今回のコンサートの立案者でもある事務局長のFechner氏は、和太鼓とオーケストラの新曲をまず第一に考えたらしいのですが、特に特定の和太鼓奏者を決めていたわけではありませんでした。

オーケストラとの協奏曲というからには、新作の楽譜が読めるのは勿論のこと、オーケストラとのバランスや指揮者との呼吸、リズム感の違いを補正する技術など、かなりのテクニックと経験を必要とします。
現在、日本も和太鼓ブームもあって数千団体の和太鼓グループがあるのですが、この条件を満たしてくれるところは、英哲さんと英哲風雲の会を覗いてほとんどないのが現状なんです。

僕は、この話が来た時に真っ先に英哲さんのことをイメージし、彼にしかこのコンサートは出来ないとFechner氏に推薦したのでした。
英哲さんとはじめて会った「四座響宴」から、吹奏楽との協奏曲「鼓神」、打楽器アンサンブルとのコラボレーション「鼓神 II」、そしてこの「鬼神」と4作目を数えるに至りました。
どの作品も作曲者の楽想を大きく上回るパフォーマンスで、圧倒的な生命力を作品に吹き込んでくれます。
作曲家にとって数少ない「作品を書きたい演奏家」なんです。

コンサートのフィナーレを飾る「鬼神」が、どのようにドイツのお客様に迎えられるか楽しみなところです。


NHK-FM「今日は一日『SF・ヒーロー』三昧に出演 [2009/08/14 00:14up!]

16時間の長時間番組「○○三昧」のSF・ヒーロー特集で、22時か23時頃から「ゴジラと共に50年 伊福部昭を聴く」にゲスト出演
2009年8月16日(日) 9:00~25:00(途中中断あり)の内22時以降の約1時間


聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話~オリジナルサウンドトラック~リリース! [2009/08/03 00:13up!]

好評のOVAシリーズのサントラが早くもリリース!TVサイズのOPEDを含む全36曲を収録
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レーベル:東京ムービー・レコード
品番:TMS-306 発売日:2009年9月25日


祷歌 [2009/08/01 12:54up!]

いよいよケルン公演の8月となりました!
今日は、そのコンサートで初演される2作品の内、
チェロとオーケストラのための 祷歌」について書きます。

祷歌 独奏チェロ

この作品は、今回のケルン公演の打ち合わせの中で、
チェロを独奏とした、何か叙情的な作品を取り上げたい、と言う意向から生まれました。

チェリストのオリバーさんは、拙作の「民舞組曲」の「追分」のチェロ独奏部を気に入ってくれていて、こんな感じの曲は他にないかと訊ねてくれました。
当初、日本の民謡や「荒城の月」などの古い歌をモチーフにした作品を考えていたのですが、それだとオーケストラがどうしても伴奏的になってしまい、作品として独自性に欠けてしまうと言う結論に達し、それだったら全く新たに曲を書こう! ということになった次第です。

タイトルにある「チェロとオーケストラのための」は、チェロ協奏曲ではなく、チェロとオーケストラが対等な位置を為すのを意味します。

作曲にあたり、オリバーさんが演奏したCDなどを送ってもらい、その叙情的な感性や音色、そしてその「歌い方」にとっても魅了されました。
そして、あるイメージが浮かんできたのでした。

神社の拝殿、もしくは自然の中で、巫女が憑依し神化していく様。

チェロを巫女とし、オーケストラを巫女を包み込む自然とする形態。

そういうイメージの下、カデンツァを挟んで緩急の構成から成る8分位の新作が完成しました。

タイトルの「祷歌」とは、僕が考案した造語ですが、厳粛な祈りの中で歌われる儀式的な作品を表します。

実は、この作品の作曲過程でとても悩むことがありました。
上記の楽譜にあるように、始まりは「A」の音で、これは僕が最初に楽想したキーなのですが、これらのフレーズを1音下げて「G」にすると、開放弦を多く使った楽案になるんです。
通常、弦楽器は開放弦を使った方が「鳴り」が良いとされ、どちらのキーに設定するか非常に悩みました。

まぁ、いくら悩んでもチェロを弾かない僕には判断できるわけもなく、知人のチェリストに相談することとなったのです。

「A」音バージョン「G」音バージョン

知人のチェリストも、楽譜をパッと見た感じでは「G」の方が良いだろうと思ったそうですが、なんと「A」の方が以外としっくりくるということでした。
弾き易さはどちらも同じだそうなんですが、どちらかというと「A」の方が“意外といいかも”と。
曲を通した音色は、全く違うのですが、やはり最初にイメージした「A」の方が僕のイメージした音に合っていました。

結論。
「A」 音始まりとなった訳です。

やはり訊ねてみるもんですね。
今回のことは、知人のチェリストも意外な結果でしたが、彼曰く、
「やはり、作曲家が最初にイメージしたものが一番いいんだよ」
と、この言葉に勇気づけられました。

オリバーさんとも、来日中に何度か打ち合わせしましたが、なんの問題もないとのこと。
あとは、ケルンでの合わせリハーサルが楽しみなところです。
そちらもまた、このブログで報告しますね!


吹奏楽のための交響組曲「空へ ー救いの翼ー」楽譜販売中 [2009/07/31 00:00up!]

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内容:スコア・パート譜一式/演奏形態:吹奏楽/演奏時間:約35分
発売日:2009年7月31日
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打ち合わせ [2009/07/29 01:05up!]

各地で天候不順が報じられる中、
東京も急に雨が降ったり、蒸し暑かったりの毎日です。

そんなジメジメを吹っ飛ばす勢いで、今日はケルン公演の打ち合わせをしてきました!
参加者は、以前このブログでもご紹介したチェロのオリバー・ヴェンホルト氏、高橋さん、そして今回指揮をして頂く水間博明氏、津軽三味線の木乃下真市さん、マネージャーの島浦さんと大場さん等々、大人数での打ち合わせでした。

まずは、渋谷の某鮨屋で楽しくランチ!
今回指揮をして頂く水間さんは、ちょうど日本でのお仕事で帰国中だったのですが、ケルンにもう20年以上在住していて、オーケストラでは首席ファゴット奏者としての顔も持ち、作曲もするマルチな才能の持ち主です。
水間博明さん

ケルンは内陸なので、なかなか美味しいお魚がないそうで、たっぷり日本のお寿司を堪能して頂きました。

そして、「絃魂」ドイツ初演に向けて、木乃下さんとお寿司を交えての初顔合わせ!
釣り好きの木乃下さんの話題から始まって、乾燥したヨーロッパでの楽器のケアのこと、音の鳴りの良いこと等いろいろと楽しいお話で盛り上がりました。

やはりリハーサルで初めて顔を合わすより、こうして気心を知っておいた方が、リハーサルもスムーズに行くんですよね。
特に「絃魂」は、“曲弾き”という津軽三味線独特のアドリブの部分があるのですが、それとオーケストラとのバランスは、この曲の要ともなるところなので、所謂“阿吽の呼吸”が重要になるんです。

あと、オリバーさんと水間さんを交えては「祷歌」の打ち合わせ。
今回が初演となる「祷歌」は、初演ならではの音楽の構築、作品とソリストと指揮者との意志の疎通がとても大切なんです。
フレーズの感じ方、リズムの解釈等を打ち合わせしました。

その他、いろんな打ち合わせをしたのですが、、、、

失敗した!!!
折角ブログをしているので、デジカメを持って行ってみんなの写真をアップしようと思っていたのですが、打ち合わせに熱中していて、すっかり写真を撮るのを忘れてしまいました!
スミマセン!!!

でも確実に着々とケルン公演の制作は進んでいます!
今日集まった皆さんも、とっても公演を楽しみにしてくれていました。
あとちょうど1ヶ月後。

それまで、またいろいろと報告しますね!!
(写真撮り忘れないようにしないと…ね!)


犬夜叉 [2009/07/23 12:00up!]

ようやく少年サンデー誌上でも発表されましたが、
犬夜叉 完結編」がこの秋より放送スタートとなります!
第1期の放送が終わって約5年。
待ちに待った多くのファンの皆様、本当にお待たせしました!
そして、この時期に「犬夜叉幻想」をケルンで公演するタイミング!
まさに「完結編」を待っていたかのようなプログラムですね♪

実は、このプログラミング、先のブログにも書きましたが、
最初から選曲されていたわけではありませんでした。

この公演の企画者であり、オーケストラの事務局長でもあるFechner氏は、日本の太鼓とオーケストラで何か出来ないか、というのが最初のコンセプトであったらしく、それまで僕の「民舞組曲」をバイエルン響などで取り上げてくれてはいましたが、劇伴の音楽を書いていることは知らなかったのです。

2002年、ミュンヘンでバイエルン響が「民舞組曲」を演奏している経緯などはコラムにも書いていますが、この時街の本屋さんへ行き、多くの「MANGA」が売られていることにビックリしました。
しかもアニメージュのようなアニメ専門誌まであって、ちょうど犬夜叉の特集などもあったのには2度ビックリ!

こっちのオーケストラで「犬夜叉幻想」をやったらなぁ…

なんて、その時は妄想していたんですけど、まさか本当にドイツで演奏する時が来るとは夢にも思いませんでした。

ケルンには大きなメッセ(見本市会場)があって、そこでアニメやゲームの世界的な見本市が毎年のように行われるそうです。
犬夜叉をはじめ、D.Gray-manなど、僕が音楽を担当させて頂いたアニメがとても人気らしく、コスプレファンも大勢いるそうなんです。

そんな中、Fechner氏のお孫さんが
「和田薫の演奏会やるの? だったら絶対犬夜叉を演奏して!」
とリクエストをしてくれたようで、目出度く“犬夜叉幻想ドイツ初演”となったわけです。

犬夜叉は、オーケストラの劇伴に加え、多くの邦楽器を取り入れています。
それは犬夜叉の世界観をよりリアルしたいというコンセプトと同時に、ファンである小学生や中学生たちにホンモノの邦楽器を“古典曲”でなく、自然な形で聴き入れて欲しいという願いからでした。
そのかいあってか、多くの子供達が笛や箏をやりはじめたというお頼りを頂きました。

「犬夜叉幻想」は、オーケストラ作品なので邦楽器の編成はありませんが、そのテイストは「和」そのものですし、それを期待してくれているケルンのお客様に「生」で聴いて欲しいと思っています。

コンサートホールに、犬夜叉やかごめや殺生丸のコスプレでファンの人が来てくれるとイイなぁ。


(「和田薫の世界 喚起の時」より「犬夜叉幻想」後半部)


「土俗的舞曲」 [2009/07/17 11:28up!]

テレビでは連日政局の動向が報道されていますね。
なんと総選挙は8月30日?!
まだケルンにいるんですけど…(汗)

さて、今日はプログラムのお話の続きを。

土俗的舞曲

「和田薫の世界 喚起の時」より「土俗的舞曲」

この曲のことは、吹奏楽経験者をはじめ、多くの方がご存じかもしれませんが、改めて今回お話したいと思います。

元々、この曲はピアノ曲として作曲し、その後吹奏楽曲、そしてオーケストラとして変遷してきました。

大学2年の時、副科ピアノクラスの発表会があり、作曲科の学生はそれぞれ自作の曲を弾くようにとの課題が出され、2楽章からなる「連画」という曲を作曲し自演しました。

その時の演奏を聴いていたトロンボーンの友人が、
「この2曲目は吹奏楽向きじゃない? 時間も課題曲にピッタリだよ」
と、アドバイスをくれたのでした。
課題曲とは、全日本吹奏楽コンクールの課題曲のことで、毎年1,2曲(当時)を公募というコンクール形式で募集していました。
僕自身、高校時代吹奏楽部でホルンを吹いていたので、
「それじゃ、やってみようかな」
と、早速吹奏楽へのオーケストレーションをし、まず大学で試演、手直しをして応募、課題曲に選出、という経緯で吹奏楽版の「土俗的舞曲」がここに誕生しました。

この作品は、僕にとって一種の“スタート”でもありました。
まず第一に、初めて日本的な書法で作曲したのがこの作品でした。
それまでの高校時代や大学時代は、後期ロマン派や近現代的な作風の曲を習作していましたが、どうしてもその中には自分の“道”は見つけられないでいました。
そして第二に、師匠である伊福部昭先生からいろいろと教えを頂いている中、日本の伝統的な音楽文化の重要性は認識できても、なかなか経験や実践として実感できず悶々としていた時でもありました。

そんな時、この「土俗的舞曲」を通し、作曲や演奏の中で様々な重要なこと、その後僕が作曲家としてテーマにすべきことをこの作品は示してくれました。

そして、先日のブログの「囃子」の中でも触れましたが、「民舞組曲」を作曲する中で、この曲を終曲に配したのは、それまでの僕の作曲過程における総括にしたかったと言う思いからでした。

19歳の時にピアノ曲として作曲してから28年。
この間、現代音楽界や世界の音楽事情も変わってきました。
でも、今回ケルンでこの曲を演奏したいと言ってくれたFechner氏の気持ちは、時代と国や民族を越えて、音楽の本来の意義が共鳴したのだと、本当に実感しています。

今でも、師匠の言葉が耳の奥に残って聞こえてきます。


英哲さんと [2009/07/15 11:32up!]

関東ではようやく梅雨明け宣言もあり、
毎日暑い日が続いていますが、皆さんのところは如何でしょうか?

その梅雨明けの中、先日小田原にある林英哲さんの太鼓道場でコンサートや新作「鬼神」の打ち合わせをしてきました。

ちょうど今、ケルンから公演打ち合わせの代理人をしてもらっている高橋さんと、オーケストラのチェリストであり今回のソリストでもあるオリバー・ヴェンホルトさんも来日していて、ご挨拶を兼ねて小田原まで同行して頂きました。
ロマンスカーで約1時間。
ちょっとした小旅行気分でしたが、公演の話満載で、あっという間に小田原に到着。
そこでマネージャーの大場さんと合流し、車で山道を走ること約15分。
廃校になった小学校の建物を再利用した太鼓道場で、英哲さん、上田さん、田代さんの今回出演して下さる方々がお出迎えをして下さいました。

まずは、オリバーさんと高橋さんをご紹介。
そして、公演の内容や会場のこと、楽器のこと、新作のことなど打ち合わせは和やかな雰囲気で進んで行きました。

英哲さんとの打ち合わせ
右から、オリバー・ヴェンホルトさん、高橋さん、英哲さん、僕。

そして、今回急遽、英哲さんとケルンで人気のヴァイオリニスト・Takashi Bernhöft氏とのコラボレーションを取り入れると言う打ち合わせをしました。
Takashiさんは、ドイツで活動しているのですが、お母様が日本人で日本の文化に大変興味があり、ご自身の曲も日本的な音にインスパイアされた作品を作っています。
今回英哲さんと共演できるのを大変楽しみにしているらしく、即興合戦の資料として、下打ち合わせと映像資料を記録しました。

着到リハーサル
「着到」を演奏中。右から田代さん、英哲さん、上田さん。

3時間ほどタップリと打ち合わせした後、
英哲さんの計らいで、かまぼこで有名な小田原の「鈴廣」でお食事を頂きました。
あまりに食事が美味しかったのと、話が盛り上がって写真を撮り忘れてしまい、ここでご紹介できないのが残念ですが、是非小田原へお立ち寄りの際はお食事に行かれることをお勧めします!

今回の打ち合わせで、ケルン公演の内容がかなり具体的に見えてきました。
たくさんの出演者やスタッフの協力の下、熱狂的な公演になること絶対です!

「鬼神」の打ち合わせ&練習のために8月にもう一度小田原へ伺いますが、
またその時の様子もアップしますからお楽しみに!