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「ある詩人の三つの詠懐―金管六重奏のための」の譜面が発売! [2009/09/12 00:16up!]

ブラス・ヘキサゴンへの新譜がアルバムと共に発売 定価4,200円(税込)
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天満敦子さんへの新作無伴奏曲初演! [2009/09/12 00:16up!]

天満さんのために書かれた「譚歌I&II」の好評を受け、新作「譚歌III&IV」をデビュー30周年リサイタルで初演
2009年11月20日(金)開演19:00 東京・紀尾井ホール
全席指定 S席6,000円 A席4,000円


コンサート映像 第2弾 [2009/09/09 09:58up!]

コンサート映像第二弾です!

その前に、ドイツでも様々な感想が届いているそうです。

”彼(和田さん)は音色の魔術師だ”
”ここ数年で一番良いコンサートだった”
”親子3代で楽しめた”
”(英哲さんの)歌声が聴こえ始めたら、涙が出てきた”
”祷歌は、集約的で深みのある曲だ”
”三味線が3絃で様々な音色を出せると思わなかった”
等々

オーケストラの楽員からも「こんなに盛り上がったコンサートは初めてだ」という嬉しい感想も頂きました。

さて、今回の映像は第1部のトリ、木乃下真市とオーケストラで「津軽三味線とオーケストラのための 絃魂」です。
初めて津軽三味線の音を耳にするケルンの聴衆、そして素敵な衣装で登場、素晴らしい“じょんから”を聴かせてくれた木乃下さんに注目!

時間の関係上、演奏後の大歓声までアップできないのが残念ですが、大いに盛り上がった演奏でした。木乃下さんの集中した演奏、そして無事ドイツ初演を終えた安堵感の顔が印象的でした。

続いては、今回のコンサートのためにWDRから委嘱された「チェロとオーケストラのための 祷歌」です。

オリバーさんの独奏が素晴らしいですよね!
この作品は、チェロを“巫女”、オーケストラを“自然”として位置づけ、自然の中でシャーマニズムする巫女を形態化しています。
ドイツ人ながら、その日本的な情緒を見事なまでに表現し、素晴らしい初演をして頂いたオリバーさんに作曲者として大変感謝しています。

次回は、いよいよ本公演のフィナーレでありWDRの委嘱作品「鬼神」をお届けします。
お楽しみに!


「犬夜叉 完結編」スタート! [2009/09/08 00:15up!]

遂にTVアニメシリーズ第二弾「完結編」がスタートします! キャスト・スタッフも前回シリーズのままで犬夜叉が帰ってきます。
日本テレビ 10月3日(土) 深夜より
読売テレビ 10月5日(月) 25:44~ (初回のみ25:59)


コンサート映像 第1弾 [2009/09/07 23:55up!]

帰国してからアッという間に1週間が過ぎました。
いろいろと締切りや打ち合わせがあったため、ブログ更新が遅くなってスミマセン!

お待ちかね、インターネットライヴで配信した映像の一部をこれから数回にわたりお届け致します。
全編の配信はWDRからの条件で出来ないためご了承下さい。

まずは、水間博明さん指揮による大熱演の「海響」です!

ドイツ人の「海響」如何でしたか?
冒頭のうねりといい、中間部の静けさ、そして怒濤の“早馬鹿”は、まさに熱きゲルマン魂の叫びのようでしたね。
オーケストラのみんなも凄く共感して演奏してくれているのが嬉しかったです。

そして、僕が指揮をした「犬夜叉幻想

今まで、レコーディングやコンサートで日本のオーケストラを指揮して演奏してきましたが、初めでドイツのオーケストラの「重さ」と「厚さ」を実感しました。なんだかワーグナーの楽劇を彷彿するような響きでした。

これから、まだまだアップして行きますので、お楽しみに!!


帰国 [2009/09/02 11:12up!]

コンサート翌日は1日休養日。
10時過ぎまでゆっくり寝て、お昼にケルンツアー皆さんと昼食会。
夜は、出演者とスタッフでケルンの日本料理「飛岡」さんで打ち上げをしました。
2006年から3年間、このコンサートを制作するまでのいろいろな思い出話やコンサートのエピソード等々、楽しい時間を過ごしました。

一次会が終わっても話し足りず、WDR1階のカフェで深夜まで。
そしてその前での1ショット
WDRの前で

本当に素晴らしい体験の2週間のケルンでした。
素晴らしいオーケストラのメンバー、水間さんや吉田さんとの出会い、オリバーさんや高橋さんの献身的なサポート、そしてFechnerさんの僕の音楽へ対しての熱い気持ちなど、本当に沢山の貴重な財産を作ることが出来ました。

本当に皆さん、ありがとうございました!!!

日本の皆さんへは、近々公演のネットライヴの模様を一部このサイトで公開できるようになりましたので、もう少々お待ち下さいね!
そして、来年早々にはキングレコードより、今回のライヴ盤がリリースされる予定です。こちらも、詳細が決まり次第またご報告致します。

そして、
31日台風直撃の最中、無事成田に到着。
全日空のパイロットはスゴイですね! 着地までかなり揺れたのですが、ランディングの時はスムーズに着地しました!
そして機内は拍手の渦!
今回、全日空には和太鼓などの荷物の件で大変お世話になりました。
ありがとうございました!!

帰国してから、時差ボケを感じる暇も無く溜まった宿題やいろいろな雑務に追われる日々に戻りました。
このブログも期間限定ですが、ライヴ配信も含め、もう少し続けて行きますね!
お楽しみに♪


コンサート当日! [2009/08/29 07:18up!]

コンサートは大盛況でした!!
素晴らしいオーケストラ、素晴らしい聴衆。
大興奮の2時間でした!

この日は、15時から英哲さん達和太鼓のサウンドチェック、17時半からオーケストラのゲネプロ兼サウンドチェックなので、朝はゆっくり。
しっかり身体を休め、15時過ぎにはホール入り。
楽屋のプレートを見て気合いが入ります。
楽屋プレート
既に進められていた英哲さん達のサウンドチェック
英哲さん達のサウンドチェック

17時過ぎから続々と楽員達もホール入りし、いよいよゲネプロ
今までリハーサルをやって来た放送局のホールは凄く響きが自然で、コンサートホールとしてもとても良いホールなのですが、本番のここフィルハーモニーは、またちょっとキャラクターの違う響きでした。
2000人以上を収容するのですが、形状が変わっていて、ちょうどギリシアの円形劇場のようなすり鉢型になっています。
なので大ホールにしては、バランスよく一番後ろの席までしっかりと聴こえ、どの席からもオーケストラ全体が見えるという感じでした。

水間さんのゲネプロ
水間さんのゲネプロ
曲順に沿って、水間さんにゲネプロをして頂きます。
「おお、これまでとは響き方が違うな」と実感。
そんなに残響が多くなくバランス良い響きです。
これなら和太鼓にも良い感じ。

ゲネプロは1時間くらいしかないので、サクサクと音響的なチェックだけして進みます。

そして、僕の番。
ホールが違い、オーケストラの感触も違うので、それを確認しつつ進めます。
オーケストラも「いよいよ始るぞ!」と本気モードが入っています。
僕のゲネプロ

無事ゲネプロを終了し、開演まで1時間くらいあるので、ちょっと近所のスタバで軽く腹ごしらえ。

30分前にはホールに戻ったのですが、第一部は客席に混じって聴こうと思いホールロビーへ。ちょうど日本からのツアーのみなさんにお会いできて、記念写真をパチリ。

最後尾の席に座り、いよいよコンサート開演!
Fechnerさんの司会進行で進めます。ヨーロッパのコンサートでは、日本のようなプログラムは殆どないのですが、今回はケルンの聴衆にとって初めての曲ばかりなので、Fechnerさんが1曲1曲丁寧な解説をしながら進行して行きました。

1曲目は、民舞組曲より“囃子
ノリの良い演奏で始り、お客様も「おおっ」てな感じ。

2曲目は、英哲さんとこちらのヴァイオリニストTakashi Bernhöftさんとの“SAKURA
大太鼓で始るインプロビゼーションのコラボなのですが、大太鼓の1発でお客様もビックリ! ちょうど大太鼓の上にポディウム席があり子供達が座っていたのですが、飛び上がって驚いていました。
白熱のコラボレーションが終わったとたん「ブラボー」の嵐!
おお、ドイツのお客さんはノリがイイな、と感じました。

3曲目は、民舞組曲より“土俗的舞曲
非常にエネルギッシュながらバランスの良い演奏で、オーケストラも楽しそうでした。

4曲目は、“津軽三味線とオーケストラのための絃魂
牛若丸のようなちょっと平安朝なデザインの衣装で木乃下さんが登場!
いよいよケルンで初の津軽三味線です!
とても気合いの入った演奏で、やはり空気がドライなせいか、この大ホールでも津軽三味線はオーケストラに負けることなく、一番後ろで聴いていてもバンバン響いてきました。素晴らしい熱演に、終わったとたん「プラボー! ブラボー!」

20分の休憩を挟み、第二部へ。
この間、僕は楽屋へ戻り着替えを。第一部を終え、オーケストラのメンバーもとても満足そう。
こちらでは、楽屋ロビーにドリンクコーナーというかスタンドバーみたいなのがあるのですが、中にはビールを飲んでる人も!
「こっちでは、ビールは水代わりさ」
で、でも本番中ですよ(大汗)
ドイツ人、スゴ過ぎです。

5曲目は、“オーケストラのための交響的印象 海響
ここからは楽屋か舞台袖でしか聴けないのですが、終わったとたん興奮の「ブラボー!」の嵐! オーケストラも大熱演でした。

6曲目は、“チェロとオーケストラのための祷歌
今回世界初演の委嘱作品。オリバーさんの素晴らしい独奏で、今までの曲調とはがらりと変わってリリカルで荘厳な雰囲気。後半のアレグロも大熱演でした。
演奏後、何度もオリバーさんはカーテンコールを受け、オーケストラのメンバーからも祝福を受けていました。

7曲目は、英哲さんと上田さんと田代さんで“三絶
三人の息の合った、そして気合い十分の演奏は、もう聴衆を圧倒しまくり! 舞台袖から見てても聴衆の興奮が伝わってきます。
終わった途端、凄いブラボーの嵐とスタンディングオベーション!
まさに、林英哲ここにあり!って感じです。

8曲目は、“犬夜叉幻想
いよいよ僕の指揮です。Fechnerさんの紹介後ステージへ。
おおっ、という感じのお客様のリアクション。お客様もオーケストラも期待と興奮が伝わってきます。
渾身の犬夜叉!
この何日も、録音も兼ねてやってきた犬夜叉ですが、本番が一番の出来で、オーケストラとも心が一つになった実感がありました。

しかし、白熱の演奏のせいか、もうこの一曲でエネルギーの8割は使った感じ。次の曲はもっと大変なのに。。。

最後は、“和太鼓とオーケストラのための協奏的断章 鬼神
いよいよフィナーレ。そしてこの作品も委嘱世界初演となります。
舞台袖で、英哲さんと気合いを入れながら、いざステージへ。
白熱の和太鼓、熱狂的なオーケストラ、そして背中に感じる聴衆の興奮!
僕の体力はとっくに限界を超え、もはやランナーズハイ状態に!
今までにないくらいの集中力で、なんとか最後まで振り切りました。
途端に、凄いブラボーの嵐!
振り返るとお客様みなさんがスタンディングオベーション!
何度もカーテンコールを受け、コンサートの出演者全員でステージへ。
お客様の興奮にお応えして、“鬼神”の最後のアレグロをアンコール!
はっきり言って、この時もう腕は上がりませんでした。気合いだけで振ってたような。
そして、熱狂と興奮とともに、コンサートは無事終演。
フィナーレ
今回、このコンサートの模様をライヴ・ストリームとしてインターネットで生中継したのですが、早速多くの方々から感動のメールやBBSへの書き込みを頂きました。ありがとうございます!!
凄い時代になったもんだと、実感実感。

コンサート終了後は、楽屋ロビーでレセプション。
オーケストラ、スタッフ、関係者、そして日本からのお客様も交えて多いに盛り上がりました。
その後は、指揮者とソリストのみなさん、日本人のオケプレーヤーと打ち上げへ。ライン川近くのイタリアレストランで深夜2時半まで、今夜の成功を祝い合いました。
打ち上げの1ショット
打ち上げ

ホテルに戻ったのが3時過ぎ。
あとは、ベッドに崩れるように爆睡。
みなさん、お疲れさまでした!!!


リハーサル7日目通しリハーサル [2009/08/28 05:36up!]

今日はリハーサル最終日。
全曲を演奏会と同じ曲順で通します。
勿論、録音もしながら。

日本から駆けつけてくれたツアーのみなさんや明日の演奏会に来れないドイツ在住の日本人の方々など、若干のお客さんのいる中スタート。

オーケストラを素晴らしい棒さばきでコントロールする水間さんとオケ
水間さんとWDRO

今回、ゲストとしてヴァイオリン奏者Takashi Bernhöftさんと林英哲さんの即興コラボレーション。
英哲さんとタカシ

「犬夜叉幻想」を指揮する僕
指揮する和田

一通り通し練習を終えてのソリストの皆さんと僕
右から、林英哲さん、高橋さん、高橋さんのお母様、オリバーさん、木乃下さん、僕
ソリストの方々

リハーサルが終わって、みんなで明日の会場であるフィルハーモニーを下見に行きました。
2000人以上のキャパで、かなりモダンな構造。
宇宙船の中にいるような照明。
かなり響きも良く、明日の本番にモチベーションも上がります!

そして、夜は日本からのツアーのお客様達と楽しい食事会。
ケルンの老舗「Früh」での一枚
ツアーの皆さんと

明日は、いよいよ本番!
今日は早めに寝て明日に備えよう!

そうそう、昨日のブログにも緊急告知しましたが、インターネットでのライヴ生中継のサイトが分かりましたので、リンクを張っておきます。
まだ開かれませんが、開演には大丈夫かと。
日本での開演は29日午前3時からです。(大汗)

WDR Live-Stream

http://www.wdr.de/wdrlive/media/wdr-tv-event

オーケストラのサイト
http://www.wdr.de/radio/orchester/rundfunkorchester/index.html


リハーサル6日目 [2009/08/27 12:05up!]

今日は、「和太鼓とオーケストラのための協奏的断章 鬼神」のリハーサルと録音。
なかなか苦戦しました。
今回2曲目の世界初演の作品ですが、既に“和田薫の世界”にどっぷり浸っているオーケストラにとっては、もうその雰囲気や世界観を見事に表現してくれます。
和太鼓の英哲さんや上田さん・田代さんも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれ、和太鼓とオーケストラのまさに融合とバトルといった感じです。

ただ、自分で書いておきながら、アンサンブルを合わせるのが非常に難しい曲でもあります。
「自分で振るんだったら、もっと簡単に書くんだった」
なんて、作曲家に妥協は許されませんが、指揮者としての未熟を思い知らせれました。

夜は、日本から「ケルンツアー」の御一行様が到着。
ケルン・ボン空港へ迎えに行き、深夜までレストランで盛り上がりました。

そして、緊急速報!!
インターネットライヴのリンク先が決まりました!
WDR Live-Stream
http://www.wdr.de/wdrlive/media/wdr-tv-event

オーケストラのサイト
http://www.wdr.de/radio/orchester/rundfunkorchester/index.html

ライヴストリームはまだ開けませんが、開演に合わせて(日本時間29日午前3時より)リンクされるそうです。

お楽しみに!!!


WDRケルン管弦楽団「日本の響き―和田薫の音楽」 [2009/08/27 00:15up!]

日本時間8月29日(土)午前3:00よりインターネットでライヴ生配信決定!